以前にも書きましたが、
’Ambitions’には
インターナショナル版と
日本版があります。
(ジャケットのデザインもTakaです)
今回のアルバムは、
英語の歌詞を先に書いて、
そのあと、部分的に
日本語をはめていった、って、
Takaが、お話していました。
英語の歌詞が、日本語では、
どのようになっているのか、
2、3曲取り上げて、
比べてみましょう。
まずは、
NHKの「18祭(フェス)」で
Takaが1,000人の18歳の若者たちと
大合唱をした
’We are’です。
<英語版>
They think we are made up
Of all of our failures
They think we are foolish
And that’s how the story goes
They stand for nothing
They’re lifeless and cold
Anything they say
Will never break our hearts of gold
<日本版>
夢は終わり 目を覚ます時
絶望や希望も
同時に目を覚ました
鏡に映った 僕が問いかける
自分を誤魔化し
生きることに意味はあるか
<英語版>
Now covered in madness
But they just can’t hurt us
They tell us we’re nothing
Keep walking and let it go
<日本版>
酷く痛む 鼓動ははやく
遠のく景色を この手で掴もうとした
♪この曲に関しては、
若い人たちに向けて
伝えたい強いメッセージが
特にあって、日本語の部分も、
長くなっています。
次は、
アヴリルが一緒に歌っている
’Listen’です。
<英語版>
Listen, listen
I hope that you know
Listen, listen
I won’t let you go
I wish I could save you from
the pain you ‘ve been through
<日本版>
Listen, listen
一つだけ
Listen, listen
信じよう
降りやまない雨などない
And all I can tell you
is the best thing to do
♪この少ない日本語でも、
しっかり、心に沁みてきます。
最後は、
’I was King’です。
<英語版>
When am I, when am I
Gonna start living?
When am I, when am I
Gonna move on?
When am I, when am I
Gonna kill this feeling?
When am I, when am I
Gonna stop this dreaming?
<日本版>
遠回りも寄り道も
すべてのことに意味があって
空回りもその痛みも
When am I, when am I
Gonna stop this dreaming?
♪ここの日本語もいいですね✨
3曲見てきましたが、
単なる翻訳ではなくて、
その曲で伝えたいことを
限られた枠の中に、
ぎゅっと
はめ込んでいるんですね。
わかりやすく
凝縮してあって、
言葉の選び方
スゴいって、
また感心してしまうわけです。。。