クロアチア・ドゥブロブニク旅行記 2017年7月26日~8月1日

*小さい方の写真はクリックすると拡大します。

Dubrovnik

■今回は「アドリア海の真珠」とも呼ばれているDubrovnik(ドゥブロブニク)です。
セントレア→ヘルシンキ→ドゥブロブニクで、時差は8時間です。日本より遅いです。
(実は、日本は、世界でほぼ一番早く日付が変わるんですよね)


ヴィラ1週間ずっとドゥブロブニクに滞在することにしたので、
地元の人との距離が近くなるように、
ホテルではなくヴィラに泊まることにしました。


お部屋お部屋キッチン思っていたよりずっとステキなところで、お部屋もかわいいし、
キッチンもついていて、プールもありました。


クーナ(Kn)クロアチアの通貨はクーナ(Kn)で、日本では両替できないので、
着いてから空港でしようと思っていました。
が、お迎えのドライバーさんが
「絶対に銀行の方がレートがいいから」と言うので、
「じゃあ、まあ」と、次の日に銀行に行くことになりました。
(正解でした。両替する場所によっては、1万円で1,000円くらい違う時もあるみたいです)
*ユーロが使えるところもあります。

*写真はほんの一部ですが、
クロアチアの通貨は、紙幣が1,000Kn、500、200、100、50、
20、10、5Knで、1Kn=100リーパ(Lipa)ですが、
硬貨は25Kn、5Kn、2Kn、1Kn、50Lipa、20、10、5、2、1Lipaです。
(もう、種類多すぎです。
これで、ユーロの硬貨もお財布の中で一緒になったら、大変です)


pic_203752着いたのが夕方で、近くにレストランやカフェ・バーが
たくさんある便利な場所でした。
その中に、なぜか男の人ばかりいるカフェ・バーがあって、
よくよく見ると、みんな同じ方向を見てて…
その先にはスクリーンがありました。
ああ、スポーツバーです。
そうでした。
クロアチアは、サッカーでも有名でしたね。


チケット売り場チケット売り場次の日はやはりまず、世界遺産になっているドゥブロブニクの旧市街に行きます。バスです。
バスのチケットは、バス停のチケット売り場か、あちこちにあるキオスク
(TISAKと書いてあります)で買えます。
乗るときに、現金で払ってもいいです。(12Kn≒216円)
バスは待っていれば、適当な間隔で来ます。
(自分の乗るバスの番号は、覚えておきましょう)

PILE門旧市街のPILE門です。
快晴で、もっのすごく暑いです。
日本にいるときのように日傘は使わないので、
帽子とサングラスと、日焼け止めは「絶対」です。

 
民族衣装入り口に、民族衣装を着た人がいました。
(この衣装見たことありますね)

 
プラッツァ通りメインストリートのプラッツァ通りです。


城壁一周をしましょう城壁一周をしましょうここでは、ぜひ城壁一周をしましょう。(150Kn≒2700円です)
(旧市街の全体を上から見ることができます)
クロアチア独立戦争で、壊滅的な被害を受け、
かつては「危機にさらされている世界遺産」リストに載って
いましたが、今は穏やかな空気が流れています。
どんどん上がっていきます。
かなり急な階段もあったりするので、結構体力がいります。

プラッツァ通り上からプラッツァ通りを見てみます。


赤レンガの屋根赤レンガの屋根更にどんどん上へ行きます。
目の下に赤レンガの風景が広がります。
実はここは「魔女の宅急便」のモデルになったと言われている街の1つのようです。

カヤックツァー右の方にカヤックツァーが見えます。
透けるように青い海の上を、気持ちよさそうに進んで行きます。


ミンチェッタ要塞ミンチェッタ要塞ミンチェッタ要塞です。この辺りが一番上です。

レストラン名物のタコサラダとフルーツジュースここまで来ると、かなり疲れてます。レストランを発見して、迷わず中に入ります。
名物のタコサラダとフルーツジュースで休憩です。
(このジュースは人気で、すぐに売り切れていました)


大砲城壁のあちこちに大砲があって、城塞都市の面影がうかがえます。

 
城塞都市ガイドブックには、1周1時間(半周30分)って書いてありましたが、
休憩もしてゆっくりしてると、2時間はかかると思います。

 
本物のハトのカップルポールの上、わかりますか? 本物のハトのカップルです。


レストランやおみやげもの屋さんレストランやおみやげもの屋さん下に降りてから、今度は中を少し回ってみます。
狭い通りにも、レストランやおみやげもの屋さんがぎっしりです。

キオスクここにキオスクもあります。

 
本屋さん本屋さんも発見。
狭い店内に本があふれています。

 
両替もできます両替もできます。
以前は、旧市街の中では、クーナの現金しか使えなかったそうですが、
今は、ユーロやカードが使えるお店も多いです。
*1クーナ≒18円で、1ユーロ≒130円なので、
 両方使ってると、高いのか安いのかわからなくなってきます。

 
青空市場中央に青空市場があって、ドライフルーツ、ラベンダーや手作りレース、
その他、特産品が売られています。

 
美味しそうなピザ美味しそうなピザの匂いにつられて、お店に入ります。
アドリア海を挟んで、反対側がイタリアなので、
食にイタリアの影響がかなりあります。
いろいろな種類のピザを、次々と焼いて出していますが、
たまたま食べたピザにトリュフがのっていました!

 
トリュフ(クロアチアはトリュフの名産地で、おみやげに黒トリュフや白トリュフの瓶詰めや、
トリュフ塩やトリュフフレーバーのオリーブオイルも、おみやげもの屋さんによく並んでいます)


バスチケット今日は、この辺で帰ります。またバスです。
チケットはこの黄色の機械に入れると、刻印されて出てくるので、それを取ります。
そして、ここで乗って気がついたんですが(来る時はみんな目的地が一緒なので、
つられて降りれば問題なかったので)、車内で駅名の表示もなければ、
アナウンスもないので
「えっ? 景色覚えてないし、いつ降りればいいの?」ってなって、
慌てて、運転手さんに
‘Post Office’で降りたいので、駅が来たら教えてください」とお願いしました。
(ヴィラのオーナーにバス停の名前、聞いておいてよかったあ)


プール脇ヴィラに戻って、プール脇で
少しゆっくりしてから、近くのビーチに行くことにしました。

 
石段ヴィラが少し高いところにあるので、
この石段を毎回下りたり上ったりしないといけないです。
これが、結構キツイんですよ。


ビーチカフェ・バービーチまですぐなので、みんな水着の上に上着をはおって、
ビーチサンダルで行きます。
(水着の人のあとについて行けば、ビーチまで行けます)
ビーチ脇にはカフェ・バーがあって、ビーチを眺めながら、おしゃべりして、
みんなのんびり過ごしています。

クロアチアで、コーヒーを注文すると、ふつう、エスプレッソが出てきます。

アドリア海せっかくなので、アドリア海に入っておきます。
透き通ってますね。
(海から出た後も、日本の海のようにベタベタしてなくて、
サラッとしてます)


夜は近くのレストランへ夜は近くのレストランへ。
日没が8時過ぎというのもありますが、ここは夜が終わらない感じです。
そして、すっごく治安がいいです。


ロープウェイsd0103次の日は旧市街近くのロープウェイに乗りに行きます。

ロープウェイの乗り場まで、PILE門から歩いて、10分くらいです。
ただ、結構な坂です。
(140Kn≒2,500円です)

ロープウェイ後ろ側の場所が取れたら、ラッキーです。
旧市街がよく見えます。
頂上まで3分で、あっという間です。

 
旧市街を眺めながら旧市街を眺めながら
上にはレストランやおみやげもの屋さんもあります。
旧市街を眺めながら、風の通るテラスのレストランで、
お茶をしてもいいですね。


オノフリオの大噴水オノフリオの大噴水旧市街に戻って、今度は歴史的な建物を少し見てみます。
オノフリオの大噴水です。(丸い屋根のところね)

大聖堂大聖堂です。

 
総督邸の中庭文化歴史博物館に利用されている総督邸の中庭です。
(ここは、有料です)

 
オノフリオの小噴水オノフリオの小噴水です。

 
スポンザ宮殿スポンザ宮殿です。


オープンテラスオープンテラスで、休憩します。

かなり暑いんですが、日陰ならテラス席の方が、
風が気持ちいいです。


狭い通路狭い通路狭い通路狭い通路もう少し狭い通路をまわってみます。


おまわりさんもまわっていますおまわりさんもまわっています。
7月8月がハイシーズンなので、観光客でごったがえしています。
歩いていても、あまり英語は聞こえてこないので、
ヨーロッパの他の国からの人が多いのかもしれません。
たまたま話した若い男の子は、オランダから来たって、
言っていました。
*クロアチアはクロアチア語ですが、誰に話しかけても英語で
 答えてくれました。お迎えのドライバーさんが、
「英語は小学校から学校で習ってるよ」って話していました。


クルーズに参加次の日も快晴です。
この日は3つの島をめぐるクルーズに参加します。
朝、お迎えの車で港まで行きます。
みんな泊まっているところから、水着に上着です。
どこまでも青い空と海の中を、どんどん進んで行きます。

 
海にダイブ途中シュノーケルを渡されて、海にダイブです。

最初の島に到着最初の島に到着です。
雲一つなく、空も海もどこまでも青です。
この辺りの海の美しさは、言葉で伝えるのは難しいです。
(クロアチアの海の透明度は、世界一だそうです)
ここでは、サングラスは外して、
その青さをしっかりと、目に焼き付けましょう。

 
ビーチ沿いの通りビーチ沿いの通りを、ゆっくり散歩します。


いちじくいちじくクロアチアは、いちじくの栽培も盛んで、
ここでも量り売りしていました。
(道端にも、いちじくの木を見かけるくらいです)
いちじくと言っても、日本のものとは違って小ぶりで緑色です。
ドライいちじくや、ジャムやいちじくのケーキも、よく見かけます。

ビーチ脇のレストランビーチ脇のレストランで、海を眺めながらのんびりします。
風が気持ちいいです。


クルーズこのクルーズには、ランチもついていて、次の島でランチです。
スープにサラダ、魚(orチキン、orベジタリアン)、デザート、エスプレッソです。
あとで、思ったんですが、このクルーズをどこで予約するかで、
ランチの場所やメニューも変わってくると思います。
このクルーズはランチ込みで、250Kn(≒4500円)で、
朝9時から夜7時くらいまで丸一日遊べたので、
かなりお値打ちだったと思います。船の中には、アルコールやソフトドリンクが用意されていて、
ず~っと飲んでいる人もいました。
(冬は雪は降らないそうですが、11月~2月は、観光客の数はぐっと少なくなるそうです。
 夏にドライバーの仕事をしている人も、実は別の仕事を持っているみたいです)


近くのカフェ最後の日は、午前中は、近くのカフェで、
前の通りを眺めながら、ぼーっとして、
そのあと、スーパーTommyでお買い物です。


旧市街の夜の様子旧市街の夜の様子旧市街の夜の様子午後になって、旧市街の夜の様子を見に行くことにしました。
まだまだ行っていない、狭い通りがいっぱいありそうです。


ジャズクラブを発見ジャズクラブを発見ジャズクラブを発見。


日陰になっている通りのレストラン日陰になっている通りのレストランで、
ゆっくり食事をすることにします。

 
珍しくご飯がついていました珍しくご飯がついていました。

 
きれいなネコちゃん食事中に1匹きれいなネコちゃんが、
テーブルに近づいてきました。
隣のテーブルの男の子2人に向かって、しきりに鳴いていました。
2人は「あげていいのかなあ」って迷ってました。


通りの先にある石段食事を終えて、通りの先にある石段を上っていくと・・・

 
聖イグナチオ教会目の前に大きな教会が現れました。
聖イグナチオ教会です。

 
聖イグナチオ教会中にも入ってみます。
厳かな空気が流れています。

 
旧市街この旧市街には、ホテルもあるし、観光客がどっと押し寄せていますが、
裏の方の通りに行くと、普通に生活している人たちも、もちろんいて、
洗濯物が干してあるのを見ると、改めてそれに気づきます。


街灯なかなか暗くならないので、カフェで、
エスプレッソを飲みながらゆっくりします。

やっと街灯が点いたのは、8時半過ぎてからだったと思います。
まだ、空は薄明るいですよね。
下の通りが濡れているように見えますが、雨が降ったわけではなくて、
それだけたくさんの人が歩いて、
石が磨かれたんですね。

すっかり暗くなった旧市街そして、すっかり暗くなった旧市街をあとにしました。


ラベンダーのポプリスパイス潰し1週間は、あっという間でした。
移動しない分、のんびりできて、地元の人々とも接して、
ここの生活も、少し垣間見ることができました。

帰る日、オーナーの奥さんが、
特産の、ラベンダーのポプリをプレゼントしてくれました。
ドゥブロブニクでは、白い石がたくさん採れます。
このスパイス潰しは、見た目もきれいだし、おみやげにすごくいいです。

オーナーの娘さんに、
‘Hello’ と ‘Thank you’ と ‘Goodbye’を、
クロアチア語で何て言うのか教えてもらいました。
‘Hello’ は ‘BOK’(ボク)
‘Thank you’ は ‘HVALA’(ハバアラ)、
‘Goodbye’ は ‘DOVIDENJA’(ドビジェーニャ)だそうです。
(綴り、難しいですね)

‘DOVIDENJA’ はオフィシャルな言い方だから、
GoodbyeもBOK(ボク)でいいって、
教えてくれました。


旧市街全体空港に送ってもらう途中で、
ドライバーさんに、旧市街全体が見える場所で停めてもらって、
最後に記念に一枚カメラに収めます。

空港で、ドライバーさんとお別れする時に、
‘HVALA, BOK’って言ったら、
にっこりして、握手の手を伸ばしてくれました。