*小さい方の写真はクリックすると拡大します。
今回は、フランスです。
コート・ダ・ジュールが目の前のところに
ずっと滞在していました。
セントレア→ヘルシンキ→ニース。
時差は7時間です。
滞在先は、Emmaのお家です。
お部屋もかわいいし…
リビングもダイニングもオシャレです。
ただ、フランスは環境保護のため、
一般家庭にはエアコンはないです。
だから、お家のルールの1つとして、
昼間は部屋のドアを全部開けておきます。
着いたのが夕方だったので、
夕食は近くのレストランに行きました。
夜8時ごろからレストランはにぎやかになって、
夜中の12時くらいまでは、盛り上がっているらしいです。
危険な感じは一切ないです。
ここでは、やはりニース風サラダとワイン、
そしてお勧めのパスタを注文します。
ニース風サラダは、たっぷりのお野菜に
ツナとアンチョビがのっています。
ゆっくり時間を過ごします。
次の日は早速コート・ダ・ジュールの海岸に行きます。
気温が30℃以上で快晴なので、
海を満喫するのに最適です。
どこまでも続く海を眺めながら、
プライベートビーチでのんびり、
リラックスするのもいいです。
海岸に沿って、
「プロムナード・デ・ザングレ」
という遊歩道があります。
広くてきれいで、歩いていて気持ちがいいです。
遊歩道のベンチに座ってずっと海を見ている人もいます。
*夜も行ってみましたが、
夜でもこの辺りは安全です。
危険な感じは全くないです。
セグウェイ発見です。
貸自転車も便利そうです。
遊歩道をどんどん進んで行くと、
旧市街の入口が左手に見えて来ます。
朝市がある日は、
サレア広場は地元の人や観光客で
賑わっています。
旧市街の中は、
レストランやショップがずっと並んでいます。
ニースでもイタリアンが人気で、
あちこちにイタリアンレストランがありますが、
ニョッキの専門店、初めて見ました。
旧市街をあとにして、
またどんどん歩いて、
Le Chateau(城跡)のある丘の上まで
行くことにします。
上までかなりあるので、
途中までエレベーターがあります。
プロムナード・デ・ザングレを出発して、
ニースの主な場所を回っているプチトランがありますが、
城跡まで来ていました。
下りは、歩くことにしました。
そのおかげで、絶景ポイントを見つけました。
右の方に、旧市街の赤レンガの屋根が見えます。
眼下に地中海とコート・ダ・ジュールの
海岸線が広がります。
ニースに着いてから、
ゆっくりガイドブックを見てみると、
楽しめる場所がいっぱいあるのがわかりました。
美術館もいくつかあります。
「プロムナード・デ・ザングレ」沿いにあるのは、
マセナ美術館です。
かつてマセナ家の別荘だったものが、
市に寄贈され、
1917年に美術館としてオープンしました。
そして、
シャガール美術館。
シャガール大好きな人は、ぜひ訪れてみてください。
シャガールの世界にたっぷり浸れます。
ステンドグラスに囲まれたコンサートホールでは、
シャガールのフィルムも上映されています。
シャガール美術館から少し行くと、
マティス美術館があります。
入館料は、10ユーロですが、ここでは、
カードは使えませんでした。現金のみです。
美術館を出て、
ニースの電車の駅に行ってみることにします。
歩いて行きます。
道を聞きながら進みます。
若い人は、英語を普通に話します。
年配の人は、話せない人が多いですが、
みんなすごく親切で、
フランス語とジェスチャーで説明してくれます。
若い男の子は、スマホで地図を出して、
教えてくれました。
たどり着いた駅は、
思っていたよりもずっと大きな駅でした。
まちの中には、トラムも走っています。
地元の人はもちろん、観光客にも便利そうです。
*ここでマメ知識を1つ。
旅行に行くと、普段よりずっと歩いて、
足の裏に水ぶくれができることがあります。
そのままだと、痛くて歩けないです。
そこでお勧めなのが、
バンドエイドのキズパワーパッドです。
これを貼ると痛くないし、
早ければ1日か2日で水ぶくれも治ります。
近くに八百屋さんもありました。
Emmaは、水道のお水も飲んでも大丈夫、って
言っていましたが、お水は買うことにしました。
のんびりしながら、地図を広げてみて、
モナコがニースから
すごく近いことに気がつきました。
なんと、電車で30分くらいで行けそうです。
早速、きのうの駅に向かい、
チケットオフィスで切符を買い、
プラットフォームを確認して、乗ります。
確か6つ目の駅だったと思います。
モナコに入るのに
パスポートも何もいりません。
公用語はフランス語で、
通貨はユーロです。
駅の外に出ると、バス停があります。
駅前の看板の地図で確認して、
旧市街のある「ヴィル地区」を目指すことにします。
バスの運転手さんに
「ヴィル地区」に行くバスを聞いて、
2番のバスに乗ります。
一律2ユーロです。
パステルピンクの外壁が美しい旧市街は、
石畳の通りが迷路のように入り組んでいて、
レストランやおみやげ物屋さんが並んでいます。
ねこちゃん専用の出窓でしょうか?
どの家もこのような窓になっていました。
グレース・ケリー公妃も
ここに埋葬されています。
ここは、短パンの人は入場を断られていました。
モナコ大聖堂と裁判所の間を入って行くと、
レストランやおみやげ物屋さんが
びっしり並んでいます。
少し歩くと、大公宮殿前にでます。
ここにお昼前に着けば、
衛兵交代も見られます。
その右手にJardin Exotique(モナコ外来植物園)
があって、
手前のベランダから
モナコ湾やモンテカルロの
F1コースなどが一望できます。
モナコは世界で2番目の小国ですが、
道のアップダウンが激しいので、
歩いて移動するのは大変そうです。
でも、バスが便利に走っていますし、
ツアーバスに乗るのもいいです。
海洋博物館前から出発しているこのプチトランで、
モナコを一周するのも楽しいです。
音声ガイド付きです。
F1コースを走り、カジノ広場を通り、
大公宮殿前では少し停まってくれます。
いっぱい歩いたので、
レストランで休憩です。
お店の人のお勧めの、地中海で取れたての
フレッシュなお魚をいただきます。
モナコは、
一言で言えば、
「ゴージャス」
そんな印象の国です。
一日でも回れますが、
何日か滞在して優雅な気分に浸るのもいいですね。
治安もいいし、英語で全然大丈夫です。
ニースに戻って、ゆっくりしながら、
また地図を広げてみます。
そして、
どうしても行っておきたい場所を
もう一か所見つけました。
断崖絶壁の上にある天空の村、
「エズ村」です。
ニースから車で30分くらいです。
村の中は、石畳に石造りの
家並みが続いています。
中世にタイムスリップしたような雰囲気があります。
迷路のような狭い通りにある、
おみやげ物屋さんをのぞきながら、
ゆっくり歩き回って、
レストランかカフェで休憩するといいです。
この中にホテルもあるので、
一泊して、のんびり散歩して、
頂上から、地中海の絶景を楽しんだりするのもよさそうです。
また、ここから
国鉄の駅Eze-sur-Mer駅まで続く、
「ニーチェの道」があります。
かつて、
ニーチェ(1844年10月15日―1900年8月25日)は、
ここで、
「ツァラトゥストラはかく語りき」の
着想を得たと言われています。
19世紀の哲学者ニーチェと、
同じ土地を踏んでいるかと思うと、
少しワクワクします。
この道はかなり険しそうですが、
ニーチェと同じ想いに浸りたい人は、
ぜひ歩いてみてください。
一日が長くて、
6時7時はまだまだ明るいです。
エズ村から戻ってから、少しのんびりして、
ビーチに行くことにしました。
水着のままでビーチに行きます。
この写真でも見えると思いますが、
ここの海岸は、珍しく、
砂ではなくて、小石です。
足は汚れませんが、少し歩きにくいです。
ここの海水もベタベタしないです。
海でぼ~っとしていて、思い出しました。
フランスと言えば、
マカロンでした。
ホテルの近くに、
Galeries Lafayette(ギャラリー・ラファイエット)という
デパートがあって、
その中に、マカロンの
Pierre Hermes(ピエール・エルメ)が
入っています。
海から戻って早速、買いに行きました。
マカロンはかわいくて
見ているだけで楽しいです。
種類が多くて迷ってしまうので、
お店の人に相談しつつ選びました。
お店の中で、小分けの箱の作り方とシールの貼り方を
教えてもらって、チョコの試食もさせてもらって
(ここのチョコ、すっごく美味しいです)
思わぬところで、楽しい時間が過ごせました。
ニースは、思っていたよりずっと楽しめる場所でした。
また行く機会があったら、
次はモナコやエズ村にも何日か滞在したいです。
帰りは空港まで、タクシーです。
そして、最後に
「セレブ」
の
「コート・ダ・ジュール」
を
思い出させてくれる光景を目にしました。
「プライベート・ジェット」です。
この海岸線のずっと向こう方になると思いますが、
何十機とプライベート・ジェットが並んでいました。
世界のお金持ちは桁違いですね。
タクシーのドライバーさんとそんなことを
談笑しながら、窓外の飛行機を眺めていました。
Emmaのお家では、お願いして、
ニースの家庭料理「ラタトゥイユ」を
作ってもらいました。
毎朝出してくれるクロワッサンは、
ほんとに美味しかったです。
フランスの事情を話してくれたり、
お勧めの観光スポットを
教えてもらったりもしました。
そして、
いろいろな国から来た人たちと話す機会もありました。
ドイツ、チェコ、オランダ、スイス・・・
ここでも、ヨーロッパの人は
みんな英語を普通に話していました。
Emmaは、フランスの人は、
英語が話せない人が多い、と言っていましたが、
「日本人はもっとだナ」と内心思いました。
違う国の人が集まると、
やはり、共通語は英語です。
そして、英語が話せれば、会話もはずみます。
みんな日本に行きたい、
と話していました。
日本のお寿司は人気があるって、
どこの国の人も言っていました。
日本に興味を持って、日本を訪れてくれる人たちに、
堂々と対応できて、
日本のことを、きちんと話せる日本人でありたいな、
とまた改めて思いました。
シカゴでホームステイしていたお家の
Pattyが、来年日本に行くから会いたいね、と
メールをくれました。
日本の良さがわかってもらえるように、
今から準備しなきゃ、と思っています。
英語1つで、
世界はどんどん近くなります。。。。。