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セントレアからフランクフルト(ドイツ)経由でチューリッヒ(スイス)まで行き、1日めはスイスに泊まりました。
次の日、チューリッヒを朝9:45分の飛行機に乗り、アテネで飛行機を乗り換え、エーゲ海のサントリーニ島に着いたのは午後3時半頃でした。
ホテルからの迎えの車に乗って、長い間憧れていた白い街並みに胸を躍らせ、20分ほど車に揺られていると、とうとう着きました!
DVDで何回も見ていたまちが目の前にありました。
目の前にエーゲ海のブルーの世界が広がっていて、もう、うっとりです。
ホテルのレセプションにいたのは、やさしそうなおじさんでした。
おじさん以外はみんな20代くらいの若者でした。
(なんせ、こんな急な階段を重いスーツケースを持って、上ったり下りたりしなくちゃいけないんですから、若くて体力がないとムリです。)
景色の美しさだけで十分満足なのに、予想をはるかに超えていたのが、ホテルの部屋です。
プライベートバルコニーとジャグジーがついているのはわかっていましたが、ここまで広くてステキだとは思っていませんでした。
中に入ると、広いリビングです。真っ白な壁にインテリアもオシャレです。
キッチンもついているので、長い滞在にも便利そうです。
ベッドは何と「お姫様ベッド!」です。
(ここでこんなかわいらしいベッドに寝られるなんて思ってませんでした。いい夢を見ること間違いなし、です。)
バルコニーには簡単な物干しもついていて、細かい気配りを感じます。
サントリーニ島ではずっと28度くらいの晴天だったので、洗濯物は気持ちよくカラッカラに乾きました。
かわいい~。
オシャレ~。
まち全体が白とブルーと黄色系に統一されていて、ステキです。
1日めの夕食は、エーゲ海を見下ろす近くのレストランでとることにしました。
普段、慌ただしく食事をしているので、時間を気にしないで、のんびり食事ができるって、最高にしあわせ!
この薄焼きのパンは”ピタパン”と言って、ギリシャ料理には欠かせないようです。
「目の前のエーゲ海でとれた魚です」とウェイターの人が言っていました。
ドイツで食べたにじます(だったっけ?)に比べたら、ずっとずっとおいしかったです。
失礼。
エーゲ海に沈む夕陽は人気の1つで、太陽が沈みかけるとみんなバルコニーに出てきて、夕陽を体中に浴びてその美しさを満喫します。
バルコニーも夕陽に染まります。
し~ずかに時間が流れていきます。。
言葉は何もいりません・・・
一番星もキレイに見えました。
言うことなしです。
朝食の ’フルーツの盛り合わせ’、は「そのまま!!」出てきて、一瞬言葉を失いましたが、まあ、しっかり食べました。
朝食を済ませると、ホテルのおじさんに教えてもらったウォーキングコースを、ゆっくり散歩しながら、ショッピングに出かけました。
15分か20分くらいで、おみやげもの屋さんやレストランでにぎやかな地区に着きます。
狭い路地の両側にびっしりとお店が並んでいます。
パシャパシャ写真を撮っていたら、地元の女の子がポーズをとったので、一枚パシャリ。
オリーブオイルの石鹸はかわいくておみやげに喜ばれそうです。
使わずに部屋に飾っておいても、いい香りがふわっと漂ってきて、いい感じです。
このサラダはギリシャ料理では定番のようです。
これは実はトマトです。
ほどよくスパイスがきいていて、おいしかったです。少し衣をつけてオリーブオイルで焼いてあるのかな。
買い物の途中で、サンドイッチも食べましたが、サントリーニの次に行ったアテネでもサンドイッチのパンは焼いてありました。
ホテルに帰る途中、ウォーキングコースでロバの一団に会いました。船で島に来た観光客や荷物をホテルまで運んだりするらしいです。
この階段は、なんでも580段あるそうで、半端なくキツイです。
ロバは突然止まったり動き出したり、かなり気まぐれらしいんですが、この階段じゃあ、まあ、その気持ちもわかります。
船でサントリーニを訪れる観光客もたくさんいますが、大型の船は島に接岸できないので、少し離れたところに停泊し、小型の船が観光客を迎えにいきます。
島を回るのに、レンタカーやレンタバイクが便利そうです。
ホテルに戻って少しボ~ッと海を眺めてから、バルコニーで教室の小学生や中学生に絵はがきを書くことにしました。
(「エーゲ海のサントリーニ島って、どこ?」って、地図で調べた子もいるみたいです。)
郵便局まで少し距離があったので、近くの「これでちゃんと日本まで行くのかなあ」って感じのポストに投函しました。
(ギリシャのポストは黄色でした。)
バルコニーで夕食を取っていると、どこからともなく猫が集まってきます。人に慣れているらしく、近くまで平気で来ますが、部屋の中にはなぜか絶対に入っていかないんです。
まだ明るいうちから食事を始め、だんだん暗くなっていくエーゲ海を眺めながらのディナーは最高にロマンチックです、と言いたいところですが、陽が沈むと突然寒くなって、部屋に退散しました。
サントリーニには3泊しましたが、お天気もよかったので、最高にハッピーに過ごせました。
もっといたかったなあ・・・
また来たいなあ・・・
後ろ髪をひかれる思いで、夢のようなサントリーニ島をあとにしました。